大規模建築に便利なMinecraftのMOD「WorldEdit」
「replace」コマンドは、選択範囲内の指定のブロックを、同じく指定のブロックで置き換えることが出来ます。
他のバージョンのWorldEditでは動作が違う場合があります。他のバージョンで検証した場合は、その旨記載します。
Minecraft・WorldEditのsetコマンドとreplaceコマンドの違いは?
以前紹介した「set」コマンドと何が違うのかと言うと、
//set | 選択範囲内の全てのブロックを、指定ブロックで置き換える | 例)選択範囲内の空気でも石でも水でも、すべて土ブロックに置換する |
//replace | 選択範囲内の指定のブロックを、指定ブロックで置き換える | 例)選択範囲内の石ブロックだけを、すべて土ブロックに置換する |
こうなります。
setは指定空間全てにブロックを敷き詰めるのに大して、replaceは指定空間内にある、特定のブロックだけを置換出来るわけです。
具体的にどんな事ができるかと言うと、
- 地形は残して池の水だけ消したい
- 建物の壁を別のブロックに変えたい
こんなことが出来ます。
setコマンドについて
上記で紹介したsetコマンドは、下記の記事で紹介しています。
合わせて参考にしてみてください。
大規模建築に便利なMinecraftのMOD「WorldEdit」 「set」コマンドは、選択範囲内の全てのブロックを指定のブロックで置き換えることが出来ます。 この記事はMinecraft1.12.2 / WorldEditW[…]
下準備
WorldEditの導入と、よくつかう「木の斧」の出し方、選択範囲の指定の仕方は、以下の記事を参考してください。
過去記事にもちらほら出てきたMinecraftのプラグイン(MOD)「WorldEdit」の導入方法です。 WorldEditとは? Minecraftで建築をしようとしている方なら、どこかで一度は耳にしたことがあるのではないか[…]
実践:選択範囲内の指定のブロックを置き換えよう
左上の黄色いブロックを開始点(first)、右下を終点(second)として範囲指定します。
草ブロックのIDは「2」です。 >>【Minecraft】ブロックのIDを調べる方法
このブロックを、ID「5」のオーク木材に変更してみます。
選択範囲内の草ブロックがオーク木材ブロックに置換されました。
ここでsetコマンドとの違いとして注目して欲しいのが、選択範囲内であっても、IDが2ではない黄色いブロック(黄色の羊毛)は置換されていないと言うことです。
これを使えば、幹はそのままに、木の葉だけ変更ということも出来ます。
木の半分だけ指定して、紅葉ブロックに置換してみました。
なお、このreplaceコマンドも、
このように、IDではなくブロック名で指定することも出来ます。
この例でも、replaceなので、黄色い羊毛ブロックはそのまま残されます。
ちなみに、こういったIDの場合の書き方は
となります。
:1の指定がない場合は、:0に設定されているブロックに置換されてしまうので、IDの入力は正確に。
ちなみにこの作業も、undoやredoで戻したり進めることが出来ます。