【Minecraft】WorldEditの使い方:選択範囲内にブロックを積み重ねる「overlay」

大規模建築に便利なMinecraftのMOD「WorldEdit」
「overlay」コマンドは、選択範囲内のブロックの上に、指定のブロックを積み重ねることが出来ます。

この記事はMinecraft1.12.2 / WorldEditWorldEdit 6.1.8をベースに書かれています。
他のバージョンのWorldEditでは動作が違う場合があります。他のバージョンで検証した場合は、その旨記載します。

オーバーレイ(overlay)とは、薄く表面を覆う、あるいは何かをかぶせることを意味します。

具体的には図解を見るほうがわかりやすいと思います。

 

下準備

WorldEditの導入と、よくつかう「木の斧」の出し方、選択範囲の指定の仕方は、以下の記事を参考してください。

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実践:選択範囲内のブロックの上に、指定のブロックを積み重ねてみよう

石レンガや木材ブロックを適当に積んで、まず土台を作ってみました。

ここに土ブロックをオーバーレイしてみます。

左上の木材を始点、右下の石レンガを終点に指定して、以下のコマンドを実行してみて下さい。
ちなみに、1は土ブロックのIDになります。

//overlay 1

選択範囲のブロックの上に、土ブロックが積み重なりました。

背面から見るとこうなっています。

木材ブロックが土になるのではなく、木材の上に土ブロックが1層重なっているのがわかります。

このように、指定範囲に1層ブロックを重ねたい時に使うのがオーバーレイコマンドです。

これは例えば、石ブロックで丘を作ったあと、その丘を草や土ブロックで覆いたい場合などに重宝します。

こんな風に土台を作って、

草ブロックでオーバーレイすることで、上面に草ブロックを丘の形はそのままに積み上げられます。

応用すれば、山頂だけに雪ブロックを重ねて雪が降っているようにすることも可能です。

あまり使う機会はないかもしれませんが、知っていると便利なコマンドです。