【Minecraft】WorldEditの使い方:壁をすり抜ける「thru」

大規模建築に便利なMinecraftのMOD「WorldEdit」
「thru」コマンドは、目の前の壁をすり抜ける事のできる便利なコマンドです。

この記事はMinecraft1.12.2 / WorldEditWorldEdit 6.1.8をベースに書かれています。
他のバージョンのWorldEditでは動作が違う場合があります。他のバージョンで検証した場合は、その旨記載します。

下準備

WorldEditの導入と、よくつかう「木の斧」の出し方、選択範囲の指定の仕方は、以下の記事を参考してください。

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実践:壁をすり抜けてみよう

という訳で、今回はこんなサンプルを作りました。

壁をすり抜けたいので、地面にわかりやすく色を付けました。黄色が全面、青が背面の目安です。
このスクリーンショットは、横から撮影しています(壁が邪魔で青い床が見えなくなるため)

手前は1ブロックの厚さの石レンガの壁。
奥は2ブロックの厚さのオーク木材の壁になります。

1ブロックの厚さの壁の場合

壁をすり抜けるので、壁の直前に立ちます。

壁と体が1ブロック以上離れていると、No free spot ahead of you found. と表示されて失敗します。

という訳で、壁の前に立って以下のコマンドを実行して下さい。

/thru

壁のすり抜けに成功しました。

 

2ブロックの厚さの壁の場合

先程作っていた、2ブロックの厚さのオーク木材の壁。

こちらのすり抜けを試してみると……

No free spot ahead of you found.

失敗です。

このように、thruによるすり抜けは、1ブロックの壁のみとなります。

その他検証

このように、床から1ブロック穴が空いている状態や、

逆に頭の高さに穴が空いている状態でも、すり抜けは可能です。

壁の定義は「自分の身長分=2ブロックの壁」が最低限の基準となります。
空気ブロックは壁とみなされません。

このように、壁に足場を作ってそこからthruですり抜けをした場合、地面(青い床の上)に着地した状態ですり抜けます。空中にはとどまりません。

 

建物を作る場合に、中と外を行ったり来たりする場合がありますが、そんな時にとても便利なコマンドです。