ConoHa VPSからConoHa WINGへ移転させた際の問題解決メモ

先日、ConoHaVPSをオススメしたのですが、せっかくなのでConoHa WINGも試してみよう!と思い立ち、早速申し込んでみました。
その際にちょっと躓いた点についてメモ書きになります。

レンタルサーバー:ConoHa WING
ドメイン管理:ムームードメイン
試してみたこと:ConoHa VPSからConoHa WINGへのWordpressの移転

ConoHa WINGとは?

GMOインターネット株式会社が運営する共用レンタルサーバーサービスです。
ただいま、いつでも解約可能の14日間お試し0円キャンペーン中なので、是非お試ししてみてください。

「すでに使われているドメインです」と言われてドメインを設定できない

ConoHa WINGにドメインを追加しようとした際にエラー表示。
「すでに使われているドメインです」

WING借りたばかりでまっさらなのに何故???

と思ったのですが、つまりVPS側でConoHaに既にDNSを設定しているため、もう登録されていると怒られているのだな、と気付きました。
VPSとWINGでドメイン管理共用なのかな?

VPS側で一度DNSの登録を解除して、改めて「ConoHa WING > サーバー管理 > ドメイン」からドメインを追加することで問題解決しました。

DNSの浸透を待たないと無料独自SSLを設定できない

ConoHa WINGには簡単にWordpressを移転させる事のできる「かんたん移行」という機能があります。
今回、この機能を使って移行を使ってみよう!としたので、DNSの切り替えは後回しにして、先にかんたん移行を試しました。

移転させてみたブログは大した量もなかったので、移転自体は問題なく終わり、凄いなーしました。
ブログの分量が大きすぎると失敗することもあるらしいですね。バックアップは取ってから移転させましょう。

今までVPS側でもSSLを設定していたので、無料独自SSLを設定することにしたのですが……

 

またエラー。

設定しているのに何故?と最初は思ったのですが、ネームサーバーもしくはAレコード設定後、DNS浸透するのを待つ必要があるようです。
暫く待ったら無事に無料独自SSLを設定できました。

Google等々にはhttpsでINDEXされているため、暫くは検索流入の際にNginXのエラーページが表示される状態に。眠い目を擦りながら浸透を待つことになりました。

 

サブドメインのWordpressブログ移転に失敗する

DNSの浸透も終わって、無事に無料独自SSLの設定もできたので、サブドメインで運営しているWordpressブログも移転を試してみる事にしました。

サブドメインを追加して、はたと気付く。

DNSも切り替えているので、メインドメインはWING側を見ているはず。
どうやってVPS側のサブドメインブログを見に行くの……?

VPS側でIPアドレスで表示できるように設定するだとか、別ドメインを仮であてておいて移行を試してみるとか出来るのかもしれませんが、そこまでやる元気が無かったので、サブドメイン側は大人しくWordpressPluginを利用して手動移転させました。
使用したPluginは「UpdraftPlus」です。
念の為に色々バックアップ取っておいて良かったです。

バックアップは、Wordpressエクスポート(XML)、UpdraftPlusでのバックアップ、Wordpressインストールフォルダ丸ごと圧縮保存の3パターンで取っておいたので、余程のことがない限りは安泰です。

 

サブドメインに無料独自SSLを設定しようとすると失敗する

SSL無し状態での稼働まで移転が完了したので、サブドメイン側にも無料独自SSLを設定しようとして、またトラブル。

先ほどと同じ、

こちらのエラーが出て先に進みません。

SSL無し状態ではブログは閲覧できているので、Aレコードの設定が間違っているとも思えず。
CNAME+ホスト名で設定してみたり、Aレコード+IPで設定してみたり、ムームーDNSを止めてネームサーバー設定をしてみたりと色々やっても駄目。
一旦諦めて一晩置いても駄目。

諦めて問い合わせをしてみたところ……

そういう!?

つまり、「memo.hoge.com」でサブドメイン+無料独自SSLしたいなら、Aレコードに「memo」と「www.memo」を設定しないといけない。

ムームードメイン側でこちらを設定して、ようやく無料独自SSL設定完了しました。

 

ちょっと手間取った部分はありましたが、なんとか無事にVPSからWINGにWordpressを移転させることが出来ました。

 

 

おまけ。ConoHa WINGを選択した理由

ConoHa WINGはGMOインターネット株式会社が運営する共用レンタルサーバーサービスです。
VPSサーバーを契約しているなら、レンタルサーバーは必要ないのでは?

確かに。

ぶっちゃけレンタルサーバーかVPSかのどっちかで良いのでは?とは思うのですが、ConoHaVPSもWINGもそれぞれに良し悪しがありまして。

VPSサーバーはマイクラ等々手軽に立てられるテンプレートも豊富で、1GBプランでも月額900円と大変お安いです。
ただ、私にはVPSのSSD50GB容量が少々少ないかもなーと不安でした。
Wordpressで利用している画像も結構な量になっていく上に、Gitにバックアップにと結構な容量を使います。

レンタルサーバーであるところWINGは、ベーシックプランでもSSD200GBあります。
VPSに比べると速度が落ちてしまうのでは?という心配もあったのですが、リザーブドプランが月額1,500円でVPS1GBプランとスペックがほぼ同等そうだったので、問題はなさそうだなーと。
それで容量は4倍の200GBになるので、VPSプランで追加容量を乗せるよりも運営価格は抑えられます。
また、サーバーが混雑してきたら引っ越しできるサーバーマイグレーションや、収容ホストの負荷が上昇しても安定稼動を保証してくれるリザーブドプランの用意、プラン変更もさくっと出来そうな辺りが魅力的です。

そういうわけで、ブログの運営はレンタルサーバーで、マイクラやownCloudなどはVPSでとサーバーを使い分けてみることにしました。

WINGを使ってみた結果としては、満足しています。
現在このブログはConoHa WINGに変更済みなのですが、今のところ動きは軽快です。