私がMinecraft (マインクラフト・略称「マイクラ」)を遊び始めて真っ先につまづいたのは、ワールド作成でした。
この記事では「クリエイティブモードとはなにか」「クリエイティブモードではどんな事ができるのか」をまとめていこうと思います。
Minecraftは大きく分けると2種類の遊び方ができます。
敵と戦ったり、食事を確保したり、拠点を作ったりと、広大な世界を生き抜く「サバイバルモード」
特に設定をいじらずにMinecraftを開始すると、サバイバルモードでの開始になります。Minecraftで人気のよゐこが遊んでいるのはこちらのモードなので、こちらを楽しんでいる方は多いのではないかなと思います。
もうひとつは、自由に建物やオブジェを作って遊ぶ、ものづくり要素重視の「クリエイティブモード」
基本的にはサバイバルモードと同じなのですが、ご飯を食べないといけなかったり、敵に襲われてしまったりと、単純に建物などを作りたい時にはサバイバルモードでは不都合な場合があります。クリエイティブモードは細かく世界設定が出来るモードなので、冒険ではなく、何かを作って遊びたい時にはこちらが向いているのですね。
そう、私も「素敵な家を作ってみたい!」と思ってMinecraftを始めたのですが、何もわからずサバイバルモードで始めてしまったため、とても苦労してしまったのです……。
どうなったのかは、このページの一番下に実体験談を載せていますので、興味がある方はそちらをどうぞ!
クリエイティブモードで出来ること
Minecraftは本体にModやプラグインを入れる事で、自由にカスタマイズのできるゲームです。
なので、プラグインを入れることで、サバイバルモードでは本来できないことが出来てしまえるようになったりもします。
その辺りの拡張機能を考えずに、クリエイティブモードで出来て、サバイバルモードにはない大きな違いは以下の通り。
- 体力や空腹のパラメータが無い
- 高いところから落ちても死なない
- 空を飛ぶことが出来る
- 石材や花などの素材を無限に入手できる
- 敵に襲われて死ぬことがない
ざっくりとこんなところです。
自由に動けて、生死の心配をせずに建築に集中できるのが最大のメリットかなと思います。
ワールド設定を「クリエイティブモード」に設定して開始しよう
説明は日本語化済みの環境で進めます。
日本語化は、起動画面の「設定」ボタンの先にある「言語設定(language)」で「日本語」を選択しましょう。
ちなみに選択した際に、画面が動かなくなることがありますが、これは「変更中だよ!」と言うフリーズ状態なので、慌てず待ちましょう。
「ワールド新規作成」で新しいワールドを作成します。
日本語のワールド名を付けることが可能です。ただし、ここで作ったワールド名がそのままフォルダ名になるので注意が必要です。
「ゲームモード」の選択を押すと「サバイバル」「ハードコア」「クリエイティブ」と切り替わるので、「クリエイティブ」を選択します。
これだけで「クリエイティブモード」でのゲームスタートが可能です。
が。
私はここで「これでクリエイティブモードになるんだな!よし!」と思って早速「ワールド新規作成」ボタンを押してしまったため、デフォルトタイプでの建築開始になってしまいました。
デフォルトタイプでもお腹は空きませんし、敵に襲われることもないので、特に建築に問題はありません。ただし、デフォルトタイプは地形に起伏があったり地下に穴が空いていたりと、建物を作る前に整地が必要になる事が多いです。大きな建物になればなるほど、この整地は結構大変だったりします。
単に建物を作ってみたい、整地したくない、という場合は、「その他のワールド設定」に進んで、ワールドタイプを設定を変更しましょう。
ちなみに、この「その他のワールド設定」は、サバイバルモードでも設定できます。
ワールドタイプを選んで地形を変更する
先程のクリエイティブモードを選択するボタンの下にある「その他のワールド設定」ボタンを押すと、このような画面になります。
ここの右側にある「ワールドタイプ」で地形を変更することが出来ます。
ワールドタイプ:デフォルト
何もいじらずに開始するとこれになります。
山や川、海などの景観を自動生成してくれます。
ただし、スクリーンショットでもわかると思いますが、地下の洞窟なども作られるので、平地に街や建物を作りたいのであれば整地が必要になります。
崖の途中にある家や、川の真ん中にある家など、地形に合わせて建物を建てていくのも楽しいので、風景込みで建物を作りたいならこちらで始めるのもオススメ!
ワールドタイプ:スーパーフラット
「スーパーフラット」は、土地の起伏がないフラットな世界を作ってくれるモードです。
そのまま作成すると一面の草原。地面以外何もなし。
ただし、すぐにスライムが湧きます。いきなりだとびっくりするかも。でも襲ってはきません。
正直作っていると段々邪魔になってきます。
スーパーフラットは、地表や地層をどのようなものにするかカスタマイズすることが出来ます。
何も設定を変えなければ、草原でワールドが作られます。
草原以外の土地セットも用意されているので、「プリセット」ボタンから気になる土地を選択してみてください。
例えばここで「草ブロック」を選択して「地層を削除」を押すと、草原の地層が削除され、その下に設定されている土の平原が出来上がります。
「プリセット」から「採掘家の夢」を選択して、
このように上の方を削ると、
こんな石の平原が出来上がります。
街などを作る時は便利そうです。
ワールドタイプ:大きなバイオーム
「大きなバイオーム」は一見して、普通の「デフォルト」と同じです。
じゃあ、何が違うのか?
ワールドの広さ自体はデフォルトと同じなのですが、一つひとつのバイオームの大きさが違うのです。
バイオームというのは地形の名称のようなもので、「森林」や「砂漠」「ジャングル」「海」などを指します。
「デフォルト」は森林を抜けると平原があったり、平原の向こうに海があったりと、色々なバイオームを楽しめますが、「大きなバイオーム」を選択すると、例えば上のスクリーンショットのように、森のマップに降り立つと、どこまで行ってもなかなか森から出られません。
巨大建築や街を始めると、建物の西側は砂漠なのに、東側は雪が降っている……なんてことになってしまう事があるので、バイオームを統一した大きな建築をしたい場合は、大きなバイオームが便利です。
ワールドタイプ:アンプリファイド
「アンプリファイド」は高低差のあるマップです。
高所恐怖症の人にはおすすめできない……!
高低差が凄い分、マシンパワーが必要になってくるようです。
クリエイティブモードなので落下してもダメージはありません。かなり下の方ですが、地表もちゃんとあります。
高い場所に建物を作ってみたい場合にはオススメ! 隣の高所同士を橋で繋ぐのも面白いですね。
ワールドタイプ:カスタマイズ
「カスタマイズ」ではその名の通り、ワールドをカスタマイズして遊べます。
こちらは1.12のカスタマイズ画面ですが、1.10辺りよりも選択がより視覚的になっています。
必要なものだけ選択して自由にワールド作成をすることができます。
ワールドは何度でも作り直しが出来るので、数値を色々弄って、好みのワールドをこねこねしてみるのも楽しいですね。
一番下の「プリセット」を使うと、「水の世界」や「島の世界」など、結構極端なワールドを自動作成してくれます。
ランダムに作るとこんなことになったりもします。
これはちょっと溶岩が多過ぎる……!
始めるワールド作成から、かなり自由に設定できるMinecraft。
好きなワールドを作成したら、早速マイクラ建築を始めてみましょう!
初めてMinecraftを遊んだ際の失敗談
私の失敗談
何のアドバイスも事前調査もなく、初めてマインクラフトを起動した場合、大抵はサバイバルモードでの開始になると思います。
ワールド設定のデフォルトが「サバイバルモード」になっているからですね。
私もまずは始めてみよう!と言う事で、設定も何もいじらず、サバイバルモードでの開始でした。
開始時点での私のマイクラ知識は「ブロックを使って物を作るゲーム」と言う程度のもの。ずぶの素人です。
初めて降り立ったマイクラの世界に、うわー凄い!と歩き回っていたら、すぐに夜になって、ゾンビが出てきて、あれ? 死んだ……!?
ここで初めて、マイクラってただ単に何かを作るゲームではないんだな、と言う事に気が付きました。
始める前にどんなゲームか調べると言うことをしないとこうなります。反省はしていない。
食料を確保しないと駄目。高いところから落ちると駄目。夜になる前に避難場所やベッドを作ること。
色々と初心者向けの記事を読み漁って、何とか一晩目をやり過ごし、何となくわかってきた!と、まずは自分の家を作り始めました。
……が。
建材を確保しているうちに夜になり、食料を確保するのに忙しくて建築が進まなかったり、材料を探すのに奔走して進まなかったり……。
挙げ句、建物近くに湧いたクリーパーが爆発して、折角作った建物がぶっ壊れてしまい、「こんな状態でみんなどうやって巨大建築とかしてるの!?」と疑問に思ってやっと調べた結果。
「クリエイティブモードなんてものがあるの……!?」
早速クリエイティブモードでワールドを作り直し、今度こそ!と建築を始めました。
敵が襲ってこない! お腹も空かない! ブロックも無制限に使える凄い! さくさくと建築は進んだのですが、半年くらいして私は愕然としました。
「スーパーフラットって何!? なに、この建物作りやすそうな土地……!」
そう。何事も大雑把な私は、「クリエイティブモード」にも色々な世界を設定出来る「その他のワールド設定」ボタンの存在に半年気付かなかったのです……。
初心者にも関わらず、物凄く大きな建物を作っていたので、整地に物凄く時間がかかっていた私。初心者なのでModなども未導入だったわけです。
何も設定しないデフォルトワールドでも、全然問題なく建築物は作れます。
ただし、地面が自然な景観ででこぼこしていたり木が生えていたりするので、地面に建物を作る場合、どうしても整地が必要になります。
初めての建築なので、スーパーフラットワールドで試作してみたら良かった……。
でももう作り始めて半年も経っています。
デフォルトワールドなので、建物の東西でバイオームが違ってしまい、東は雪が降るのに、西は降らない、なんて事にもなってしまいました。
ワールドの作成を最初にもうちょっと調べておけば良かったのかなーと、少々の後悔。
デフォルトワールドでの建築も楽しい!
デフォルトワールドでの作成は、整地が大変な事を除けば、利点もあります。
それは、景色がとても綺麗ということ!
景観を楽しみながら建物が作れますし、作った建物も景色に溶け込んでとても素敵です。
スーパーフラットは建物を作ることに専念するにはとても良いですし、検証する際や練習にはとても良いです。
でも実際に建物を作るなら、やはり背景が欲しい!景色がきれいな方が楽しい!
慣れたらスーパーフラットワールド以外で作る方をオススメしたいです。
景色に溶け込む建築、楽しいですよー!