過去記事にもちらほら出てきたMinecraftのプラグイン(MOD)「WorldEdit」の導入方法です。
WorldEditとは?
Minecraftで建築をしようとしている方なら、どこかで一度は耳にしたことがあるのではないかなー?と思われるのが、WorldEditプラグイン(MOD)。
具体的にどんな事ができるのか?と言うと。
- 選択範囲に一気にブロックを敷き詰めることが出来る → 広い床が一瞬でできる
- 選択範囲内のブロックを一気に消すことが出来る → 不要な樹木などを一気に伐採できる
- 選択範囲内のブロックをコピー&ペースト出来る → 建物などをコピペで増やせる
- 選択範囲のブロックを移動することが出来る → 建物のお引越しが出来る
- コピーやペーストのやり直しが出来る
- 等々…
正直、WorldEditで出来ることがとても多いので、1度の記事では紹介し切れません。
この記事ではWorldEditの導入だけ触れて、個別記事で出来ることをまとめていこうと思います。
WorldEditの導入例 for Minecraft1.12.2
今回はMinecraft1.12.2への導入になりますが、大体のバージョンで導入方法は同じです。
MODを利用する方法は色々ありますが、私はMODを簡単に管理出来る「Forge」の導入をおすすめします。
Forgeの詳しい導入については、以下の記事を参考にして下さい。
Minecraftでよく使われているForgeの解説と導入についての記事です。 Minecraftでよく見かけるForgeとは? ForgeとはMinecraftでMODを使用する際に、基盤となってMODを管理してくれるプラグイ[…]
WorldEditを導入する
WorldEditはこちらのサイトでDownLoad出来ます。
こちらのサイトでダウンロードしたファイル「WorldEdit-1.12.2.jar」で正常動作しましたので試してみてください。
上の方には最新のWorldEdit、下の方の「Recent Files」に過去バージョン対応ファイルがあります。
該当するMinecraftのバージョンに応じたファイルをダウンロードして下さい。
今回は「Minecraft1.12.2」に導入するので、「For MC 1.12.2」をダウンロードします。右の方にある下向き矢印ボタンがダウンロードボタンです。
(MC=Minecraftの意味です)
こんな画面が表示されますが、表示された秒数(画像だと4秒)待つと、ダウンロードが開始されます。
Minecraftフォルダに「mods」フォルダを作成します。(あれば作る必要はありません)
起動オプションでフォルダ位置を変更していなければ、通常は「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\.minecraft」辺りになります。
modsフォルダに、先程ダウンロードしてきたWorldEditファイルをそのまま保存してください。解凍の必要はありません。
保存し終わったら、Minecraftを起動して下さい。
基本となる「木の斧」を出す
Minecraftを起動したら、「T」を押してチャット欄を表示します。
チャット欄を表示したら、そこに
と入力して下さい。
入力が終わったらエンターを押します。
このような英文が表示されて、「木の斧」が自動的にセットされたら、WorldEdit導入成功です。
ここで失敗表示が出るようでしたら、MinecraftのバージョンとWorldEditのバージョンが正しいかどうかを確認してみてください。
また、導入の際にすでにMinecraftを起動していた場合は、再起動してみて下さい。
この「木の斧」がWorldEditの要になります。
この木の斧、見た目は普通の木の斧なのですが、コマンドで出したものは特殊な木の斧になります。
この木の斧は一度荷物から消してしまうと、普通の木の斧に戻ってしまいます。その場合は、もう一度//wandコマンドを打って、WorldEdit用の木の斧を出して下さい。
WorldEdit使用例
「木の斧」では起点と終点を指定することが出来ます。
クリックで起点、右クリックで終点になります。
例えば。
この例では、「木の斧」で白いブロックをクリック、青いブロックを右クリックしました。
ログには「First position」で起点、「Second position」で終点が表示されています。
この起点・終点2つの点で結ばれた間が選択範囲になります。
この例では、白いブロック、その間の2ブロック分の空気、青いブロック、の合計4ブロック分が選択範囲として指定されたことになります。
(Second positionの最後の4という数値が選択されたブロック数にあたります)
例えば、白いブロックから青いブロックまでを選択して
とコマンドを打つと、選択範囲を「コピー」することが出来ます。
コピーの起点は自分の正面です。
今回は白いブロックの1ブロック前に立ってコピーしました。
次に
と打つことで、コピーした選択範囲を「ペースト」することが出来ます。
自分が起点になるので、一段降りたところでペーストすると、このように起点と終点の間にある花や空気もペーストされます。
具体的にはやってみるのが一番わかりやすいと思うので、何度か試してみると良いと思います。
なお、コマンドを使ってコピペしたブロックは、
とコマンドを打つことで1段階戻すことが出来るので、練習もしやすいかと思います。