大規模建築に便利!MinecraftへのWorldEdit導入方法

過去記事にもちらほら出てきたMinecraftのプラグイン(MOD)「WorldEdit」の導入方法です。

WorldEditとは?

Minecraftで建築をしようとしている方なら、どこかで一度は耳にしたことがあるのではないかなー?と思われるのが、WorldEditプラグイン(MOD)。
具体的にどんな事ができるのか?と言うと。

 

  • 選択範囲に一気にブロックを敷き詰めることが出来る → 広い床が一瞬でできる
  • 選択範囲内のブロックを一気に消すことが出来る → 不要な樹木などを一気に伐採できる
  • 選択範囲内のブロックをコピー&ペースト出来る → 建物などをコピペで増やせる
  • 選択範囲のブロックを移動することが出来る → 建物のお引越しが出来る
  • コピーやペーストのやり直しが出来る
  • 等々…

 

正直、WorldEditで出来ることがとても多いので、1度の記事では紹介し切れません。
この記事ではWorldEditの導入だけ触れて、個別記事で出来ることをまとめていこうと思います。

 

WorldEditの導入例 for Minecraft1.12.2

今回はMinecraft1.12.2への導入になりますが、大体のバージョンで導入方法は同じです。

MODを利用する方法は色々ありますが、私はMODを簡単に管理出来る「Forge」の導入をおすすめします。
Forgeの詳しい導入については、以下の記事を参考にして下さい。

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Minecraft Forge導入

WorldEditを導入する

WorldEditはこちらのサイトでDownLoad出来ます。

2024年5月に上記URLを確認したところ、1.12.2はサポート外となっていました。
こちらのサイトでダウンロードしたファイル「WorldEdit-1.12.2.jar」で正常動作しましたので試してみてください。

上の方には最新のWorldEdit、下の方の「Recent Files」に過去バージョン対応ファイルがあります。
該当するMinecraftのバージョンに応じたファイルをダウンロードして下さい。
今回は「Minecraft1.12.2」に導入するので、「For MC 1.12.2」をダウンロードします。右の方にある下向き矢印ボタンがダウンロードボタンです。
(MC=Minecraftの意味です)

こんな画面が表示されますが、表示された秒数(画像だと4秒)待つと、ダウンロードが開始されます。

Minecraftフォルダに「mods」フォルダを作成します。(あれば作る必要はありません)
起動オプションでフォルダ位置を変更していなければ、通常は「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\.minecraft」辺りになります。

modsフォルダに、先程ダウンロードしてきたWorldEditファイルをそのまま保存してください。解凍の必要はありません。
保存し終わったら、Minecraftを起動して下さい。

基本となる「木の斧」を出す

Minecraftを起動したら、「T」を押してチャット欄を表示します。
チャット欄を表示したら、そこに

//wand

と入力して下さい。

入力が終わったらエンターを押します。

wandを出したところ

このような英文が表示されて、「木の斧」が自動的にセットされたら、WorldEdit導入成功です。
ここで失敗表示が出るようでしたら、MinecraftのバージョンとWorldEditのバージョンが正しいかどうかを確認してみてください。
また、導入の際にすでにMinecraftを起動していた場合は、再起動してみて下さい。

この「木の斧」がWorldEditの要になります。
この木の斧、見た目は普通の木の斧なのですが、コマンドで出したものは特殊な木の斧になります。
この木の斧は一度荷物から消してしまうと、普通の木の斧に戻ってしまいます。その場合は、もう一度//wandコマンドを打って、WorldEdit用の木の斧を出して下さい。

 

WorldEdit使用例

「木の斧」では起点と終点を指定することが出来ます。
クリックで起点、右クリックで終点になります。

例えば。

この例では、「木の斧」で白いブロックをクリック、青いブロックを右クリックしました。
ログには「First position」で起点、「Second position」で終点が表示されています。
この起点・終点2つの点で結ばれた間が選択範囲になります。

この例では、白いブロック、その間の2ブロック分の空気、青いブロック、の合計4ブロック分が選択範囲として指定されたことになります。
(Second positionの最後の4という数値が選択されたブロック数にあたります)

例えば、白いブロックから青いブロックまでを選択して

 //copy

とコマンドを打つと、選択範囲を「コピー」することが出来ます。
コピーの起点は自分の正面です。
今回は白いブロックの1ブロック前に立ってコピーしました。

次に

//paste

と打つことで、コピーした選択範囲を「ペースト」することが出来ます。

自分が起点になるので、一段降りたところでペーストすると、このように起点と終点の間にある花や空気もペーストされます。

具体的にはやってみるのが一番わかりやすいと思うので、何度か試してみると良いと思います。

なお、コマンドを使ってコピペしたブロックは、

//undo

とコマンドを打つことで1段階戻すことが出来るので、練習もしやすいかと思います。